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鼻づまり

鼻づまりは原因が多様過ぎて、この方法が効くとは中々言えません。
花粉症でも鼻づまりになりますし、蓄膿症でも鼻づまりになります。勿論、単なる風邪でもです。そうそう、生まれつき舌の長さが他人と違っても鼻づまりになりやすいですよ。
何から何まで整体で解決できないのは当然です。

経絡的には膀胱経異常が多いのですが、これも必ず、というわけではありません。
ある若い女性で、花粉症で鼻づまりが酷く、あまりに酷いので粘膜を焼くという処置をしてもらったという方が来院しました。施術はT150(全身フル施術150分)でしたので、足からゆっくりと施術することしました。すると、なんと驚いたことに、この方、下腿-胃経ラインで鼻づまりが取れたんですね。023 このように胃経の場合もあって、経絡的アプローチでも特定でき得ません。

一般的なツボとしては後頭骨際の「風池」「天柱」辺りがモノの本などに載っているようですが、これは膀胱経異常のときに効くツボであって、その確率は半分以下でしょう。
その他、肺経異常でも、大腸経異常でも鼻づまりを起こす可能性があります。風邪の場合は、約7割は大腸経異常ですね。そもそも風邪自体が大腸経異常なんです。腹部大腸反応ゾーンをよく按圧してあげると良いです。
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051 経絡の違いを超えて効くツボは顔面にある「迎香」でしょうか。これは確率が高くなります。頭蓋そのものに働きかけるツボだからなのでしょう。
ということは頭蓋、特に上顎骨、鼻骨等へアプローチが良いということになります。

最近、花粉症でもない、風邪でも、蓄膿でもない、のに鼻づまりを起こしている方が結構います。鼻骨とその関連骨の歪みであるということはひとまず置いておいて、なにが関係するのかというと、頚椎の歪みであることが多いようです。

ストレートネックであるとか、そうでなくとも明らかに頚椎の歪みを触診できる例もあります。鼻の支配神経から言って、4番頚椎の異常なのですが、その前の頚椎、つまり3番頚椎も連動して歪んでおります。今度、注意深く観察、触診してみてください。
  
まず、首筋全体をよくほぐしておいて、牽引し、かつ押し込んでいく。
027 028 これを数回(っていうか施術者的に満足いくまで)繰り返します。

その中で椎骨の移動を確かめます。
完全に矯正されるかどうかは、施術者なら経験しているかと思いますが、ケースバイケースですので、妥協点を探ることになります。

フルフォード博士の著作で印象に残っているのは「鼻で呼吸できない者は人生の半分しか生きていない」というものです。な~るほど、色んな意味で含蓄のある言葉だなぁ、と思ったものです。早めの対応が必要な所以です。

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