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しばしば見られる胸骨の制限について

胸骨の動きが制限されると、そこを通るリンパ流が阻害され、肺系、乳房系の疾病リスクが高くなります。

さらに呼吸システム全般に影響を与えますので、どこにその影響が出てもおかしくはない、ということにもなるわけです。

感情の抑圧によってもその動きが止まりやすいと述べました。
抑圧が嵩じますと、ウツ的な傾向を招くことは素人でも想像できるところです。

感情が抑圧されてしまうという根本の原因を除去すれば良いのですが、中々、すぐには出来ず、ある期間を待てねばならないことも多いのではないでしょうか。

しかし、肉体的に解決できるものは解決しておいたほうが良いに決まっています。
なるべく早い時期にニュートラルに戻しておくべきでしょう。

また、篩骨との連動によって、胸骨の動きが阻害される場合もあるとのことですから、クラニアル系の手技によって、その動きを回復させることも重要かと思われます。

近年、乳癌の発症率が高くなっていると聞きます。
篩骨との連動で考えるなら、若しかすると、花粉症の問題も幾分、これに関与しているのではないでしょうか。

篩骨は顔面部、鼻の部分にある骨ですので、この部分に炎症が起こり、長引けば、胸骨の動きを止めてしまう可能性は充分に考えられるからです。

クラニアル&セイクラルというくらいですから、頭蓋と仙骨の連動については解剖学的にさえ理解できます。

しかし、クラニアルと胸骨の対応関係は中々理解できず、ある部分ではかなり密接な関係があるような気もしないではなかったのですが、フルフォード博士の直感的、演繹的把握力によって指摘されていたことを知ったのは心強いことでした。

篩骨は紛れもなく、クラニアルの一部なのですから。

エステにおけるフェイシャルマッサージは女性の美に対するあくなき願望の現われかとも思いますが、以上のことを考えると、また違った側面も浮かび上がってきます。

篩骨と胸骨が連動するならば、顔面のマッサージを通じて、胸骨の開放を行い、無意識に抑圧された感情を解放している行為でもあるような気がするのです。

クラニアル手技の中で、顔面部へ働きかけたとき、なにかがスーッと抜けたような気がするという方が多いのですが、それも一つの現れかもしれません。

なにせ、胸骨の制限はしばしば見られ、中年女性の半数を超えるものと思われます。
足の施術を行いながら観察すれば推察することが可能なのです。

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