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緑内障とイップス病

昔、タレントの大橋巨泉氏がゴルフに関するコラムを週刊誌に書いておりました。何気なく読んでいたら、イップス病という言葉が出てきたのです。

小生、ゴルフはしないので、なんのことやらと読み続けると、どうもパターが突然入らなくなる病みたいです。

そんな病気があるのか?訝しがっていると、神経系の混乱がおきて多分に心理的な要因があるとのこと。治療法はないのだそうです。

一流のプロゴルファーでも突然かかることがあって、引退に追い込まれた例も多々あるらしい。

中島常幸氏も一時、この病にかかり半引退状態に陥ったらしいのですが、今は長尺パターに代え、活躍していることはご承知の通りかと思います。

そういうコラムを読んだお陰でイップス病という言葉、もしくは概念を知ったわけですが、自身、ゴルフはしませんので記憶の彼方に仕舞われ、思い出すこともありませんでした。

まあ、命に関わるような病気でもありませんし、プロゴルファーでもないかぎり、生活に支障が出るわけでもありません。一種の贅沢病であって、庶民には関係ない話だな、と。

ところが最近、大橋巨泉氏のその後の経過を知る機会がありました。産経新聞で彼自身が「緑内障」という題名で述べおりました。

仕事まで減らしてゴルフに専念できる環境を作ったのになんだってこんなパターが入らなくなる病気に罹ったんだ?と憤っていたのらしいのですが、一向に改善される様子はなく、落ち込んでいたらしい。

ある日、ある人から、片目で見てご覧と言われ、左右の目で確かめてみると、右目は正常なのだそうですが、左目で見るとカップへいくラインが歪んで見えることを発見したというものです。

何度見ても歪んで見えるので、これはおかしい、ということになって、精密検査をしたら、左目の網膜が剥離しかかって「緑内障」という診断が下ってしまったというのです。

そう、彼の場合はイップス病ではなく緑内障からパターが入らなくなっていたのでした。
彼の言によると、ゴルフをやっていたお陰で緑内障が発見され、失明に至らなく済んだ、と。(実兄は緑内障で失明したそうです)

ゴルフをやっていたお陰でイップス病と勘違いし発見が遅れたという論も成り立ちそうですが、まあ、かたいこと言わないでその通りだとしておきましょう。

ともあれ、ゴルフという競技を見る限り、ドライバーショットに代表されるように一定方向に身体が捻られますし、パターに代表されるように動きを止め、多大な集中力も要求されます。

従いまして、運動量の少なさのわりには、身体の不調がプレイに影響が出やすいのではないかと思います。つまり、異変のシグナルを感知しやすいスポーツだなと。
アドレナリン全開のスポーツですと、多少の異変など感じなくさせてしまいますもの。

ゴルフをしない我々は日常的なイップスに気をつける必要があるのかもしれません。
今まで出来たことができなくなったり、言葉で言い表せないような違和感を感じたりしたとき、検査も含め何らかの処置をすることは重要なことなのかもしれません。

大半は単なる加齢によるものであったとしても、何百分の一の確率でホントの病変があるのかも、です。神経質になりすぎて毎日不安に怯えているようでは本末転倒になってしまいますが・・・・バランスの難しいところではあります。

※ちなみに40歳以上の方、20人に一人は緑内障に罹っているのだそうです。そして、8割~9割は治療をしていないと。ボクサーのような打撲が原因ではなく、目の酷使が主因であるそうな。だとすると、この先、増えることはあっても減ることはないでしょう。携帯でのメール、パソコン操作、コンタクトレンズの普及、目に対する環境は悪くなる一方です。かくいう小生もパソコン画面の見過ぎ。マズイ・・・還暦の頃にはリッパな緑内障になっていそうな勢いです。目の支配経絡は胆経か。古典経絡では大腸経「曲池」。自分で押せるので予防に押しておくか。

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