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中足骨変位

外反母趾が中足骨変位を伴っているのはご承知の通りかと思います。
ところが、外反母趾だけではなく、中足骨またはそれに付随する関節群の変位が腰椎に直接及ぶことはあまり知られていない事実ではないでしょうか。

足の骨が想像以上に身体に影響を与えることを知っているつもりでも、因果関係を把握するのには遠すぎるが故に足の専門家(リフレクソロジスト)でも見落とすことが多いのです。

先人がいうには第一中足骨変位は第二中足骨、第五中足骨の変位を生み出し、第二中足骨変位は第一、第三腰椎を変位させるとしています。

また、第五中足骨変位は第三、第五腰椎の変位を惹起させるということですから、ここで共通するのは第三腰椎です。当然、二番、三番間、三番、四番間の椎間関節に影響を与えないはずはなく、腰の感受性が鋭い人なら違和感もしくは痛みが出てもおかしくはないでしょう。

さらに一番、五番腰椎は構造医学ではベクトル0の椎骨として非常に重要視されています。
これらに不具合が生じた場合、その影響は計り知れません。

中足骨またはそれに付随する関節群の歪みはその程度が小さいものであれば、リフレクソロジーの施術で整復されます。(期せずして)

しかし、ギャビングを起こしているほどに強いものなら、別の手技が必要です。

リフレクソロジストであれば脈診とともに中足骨から楔状骨にかけて軽く触れ、その歪みの程度を知ることが必要と思われます。

足の整復技術は、昔はカイロの独壇場でしたが、足病医制度の確立とともに、段々と廃れていきました。今では行う者が限られています。

現在はリフレクソロジストがその任を担うことになるはずなのですが、リフレは刺激療法としては優れていても整復技術まで求められません。

故に極端な瀉法を行うか、リラクゼーション化するかのどちらかになってしまうわけです。

足の専門家を任ずるのであれば、途絶しかけている技術の復興を目指すべきだと思い取り組んでいます。

足脈診もまたその一つではあるのですが、中足骨関連の整復を行ったとき、脈気が回復することも度々で、意を強くしている次第。

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