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スカルプ施術

どうしてまぁ、こんなに頭皮が固く、つっぱっている人が多いのでしょうか。
毎日のシャンプー&リンスのせいだという人もいますし、毛染め剤の成せる業という人もいます。

はたまた、食品添加物の摂り過ぎという人もいます。
いずれも当たっているとは思いますが、確かなエビデンスはありません。

一つ言えることは頭皮の固い人に健康な人はいないということですね。
まあ、小生のところに来る人は健康じゃないから来るわけで、統計に偏りが出てしまいますけど。

「肩こりは頭から取る」とは某按摩師の名言ですが、現代は益々この言葉が重い意味を持ってきているような気がしますね。

スカルプ施術で、頭皮を緩めると、確かに僧帽筋を初めとする首、肩の筋肉は緩みます。
ただし、非常に個人差があるのですよ。

(おっっおぉぉお~!スッゲェー!緩んだよ、オイオイ、こいつはオドロイタ!)
というときもあれば
(ふむふむ・・フムフム・・踏む踏む・・ダメだこりゃ、緩まねぇ・・)
というときもあります。

万人に共通するルールなどありませんから、当たり前と言えば当たり前なのですが、ハッキリ違いが出るところがスカルプの面白いところかも知れません。

どちらにしても、ほぐれた感じを長持ちさせたり、瞑眩を防いだりすることは共通しますから、フル施術の中では欠かせないアイテムではないかな、と時間を気にしつつもやることにしております。まあ、施術自体も楽ですし。

小生のスカルプは少々変わっておりまして、悪く言えば「正統派ではない」良く言えば「オリジナリティ溢れる」という形容詞がつくでしょう。

押圧から始めます。

時間のないときは横向きで頭部のサイドから押圧していきます。
当然、経絡効果もあるでしょうが、このほうが頭皮そのものも緩むのですよ。

頭皮をマッサージしたほうが(まさにそれがスカルプマッサージなのですが)、解れそうな気もするでしょう。

しかし、実際はこのほうが緩む・・・考えてみれば当然で、薄いとはいえ、頭部には筋肉がありますし、腱膜もあります。

身体の場合、揉みよりも押圧が長期に渡って緩ませますから、これが頭部に当てはまらないという理由はありません。

その場の爽快感だけなら、揉みだけで対応しても良いのですが、施術家であれば当然ながら、自分の施術の効力をより長くもたせたいと思うじゃないですか。

長くもたせるという意味合いと共に先に述べたように経絡効果、そして縫合部への干渉等も同時に行いたいわけですから、これらの要求を満たす技法は決して揉みではなく、押圧になるのです。

頭が硬いからといって力を込めますと、逆効果になってしまいます。
あくまでも筋トーヌス状態で施術家のポテンシャルを移動する・・・と、そのような方法論であることはいうまでもありません。

面白いのは、親指の腹ではなく、示指の関節も使う親指との二指押圧で行うと、よりやりやすいですし、しっかりポイントを捉えることができます。

このようなスカルプも行い、さらにクラニアル・マニピュレーションも行えば、完全でしょうね。時間があれば・・・・当然、体内浄化プログラムは両方行いますが、一時間コースの場合は、ケースバイケースですね。

小生のスカルプはクラニアル・マニの代用にも若干ですが、なりますので、時間的にミドルコースの場合は、頭部はこのスカルプ施術のみというケースのほうが多いかもしれません。

このような事実から言っても、小生がスカルプを重視していることを理解してくれるのではないでしょうか。

先日、ヘッドマッサが大好きだ!という男性を施術しました。
彼曰くには「気持ちが良くて効いてる感じもするが、自分としてはもっとガサガサとワッサワッサと揉まれるのが好きなんだよね」というリクエストがあったわけです。

やろうと思ってできないことはありませんが、趣旨が違いますので、そのような施術は勘弁してもらった次第。

ボディの施術でも、強圧を好むクライアントがいるわけですが、施術家としてストレスが溜まるほどの力で行うのは自然ではありません。

力を入れる訓練をするよりも、より自然に圧が浸透していく身体の使い方を会得するほうが有意義です。

これによって、感受性が違うクライアントによって圧度を変えなきゃいけないという、大きな問題から解放されるからです。

まさにボデイだけではなく、このスカルプ系の手技もその訓練になるはずですから、是非に実践して頂きたいと思いますね。

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