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足首の施術

動画で最初にアップしたのが「足首拘束のリリース」ですが、ちょっと題名が悪かったかもしれません。

関連動画として「人妻拘束」などというちょっと違う系の動画が紹介されているではないですか!拘束という言葉に反応して、小生の動画を開いた人達がかなりいたようなフシがあります。

世に拘束マニアという人達が存在するかもしれないということを初めて知った次第。
超(ド)S級の人達であることは間違いないでしょうけど、そういう人達が小生の動画を観て、何を思ったのか、是非、知りたいところではありますねぇ。

勿論、小生がいう拘束は組織拘束、エネルギーブロックの意味なのですが、一般にはあまり馴染みがないので仕方ないのかも知れません。

どうしても誘拐系を思い浮かべるのでしょうね。日本語は難しい。
特に整体で使う用語は一般語とは違う意味で使われることが多いものです。

業界にどっぷり浸かっているせいか、「違う系」までは思いが至りませんでした。不快に思われた方、ゴメンナサイ。

さて、この足首の拘束というのは基本的に何を表しているのか?
解剖学的な具体名でいうなら、距腿関節と距骨下関節に他なりません。

付帯する様々な靭帯群、そして筋群も勿論含まります。
足首の動きが制限されているというのは、この部位の制限をいうわけです。

実は普通のリフレクソロジーであっても、この部分の制限をある程度取ることができます。
足裏が柔らかくなったとか、足首の動きが良くなったとか、リフレクソロジストなら施術の結果としてのフィードバックをそこに求めること度々のはず。

これはとりもなおさず、距腿関節、距骨下関節の不都合を除去した結果として得られる感触なのです。

リフレクソロジーにはリフレクソロジー特有の機序が働くのでしょうが、期せずして、拘束除去の効果もある、ということです。

小生がこのことを意識しだしたのは、自身が左足首の違和感を感じたあたりでしょうか。
フルフォードの三関節原理と相まって、足首のカルマは意外に多いことが分かるようになってきました。

中年まで生きてきて足首を捻ったとか、捻挫したとか、そういう経験が皆無のヒトはあまりいません。しかし、症状が出づらいところでもあります。

むしろ、膝や股関節、腰の部位に転位しているケースが圧倒的に多いのですが、元を質せば、足首の拘束である、というケースがバカにできないくらい多いのです。
(当然、逆バージョンもあるでしょうけど)

施術キャリアの中で一時期、膝痛のクライアントがやたらに多かった時期がありました。
割と素直な時期でもありましたから、反射区理論の基づいて一生懸命施術していたことは言うまでもありません。

当然、それなりに効果があって喜ばれていたものです。
しかし、あまりにも多く続くと、持ち前の好奇心(悪く言えば、天の邪鬼的性格)が次第に首をもたげてきました。
(この治癒機序は反射じゃないんじゃないか?)

検証するために施術家としてはあるまじき行為を行ったのです。
膝痛のクライアントに対して、あえて膝の反射区を抜かして施術する、というようなことをです。クライアントは実験材料ではありません。施術家はベストを尽くすのが正しい態度なのですが、検証するという誘惑には勝てませんでした。

結論を言えば、膝の反射区を入れようが、抜かそうが、治療効果には全く関係ないということが判明しました。

では何か働いているのか?経絡機序か?
(大いに考えられます)

単に循環が良くなっただけか?
(これも考えられます)

その当時は未だ、三関節原理などは思いもよらない時期でしたので、まあ、施術という行為は一つの理論では説明しきれない複合効果が働くのだろうなぁ、というところで打ち止め。

そして前述のように、自身の左足首の違和感とフルフォード理論に出会ったわけですが、これは後年のことです。

リフレ施術の大方をやれば、拘束除去の働きをすることも分かってきましたが、折角、足の施術をするのですから、そのプロセスにおいて、拘束除去をメインにおいた施術があってもいいのではないか?と思いはじめました。

試行錯誤を繰り返しているうちに、やがて現在の方法になったのです。
勿論、動画で紹介しているものが全部ではありません。

特にチャプター7(距腿関節、距骨下関節)のアプローチはもう少し合理的な方法があります(ちょっと難しいですけど)。

また膝の動きと密接にリンクしておりますから、膝の制限を解除しなくては、片手落ちになることでしょう(これは動画には全く含まれておりません)。

時間制限がありますから、気がついてみれば、リフレクソロジーとは似ても似つかぬ方法論になってしまいました。

しかし、ベースにはリフレ手技があることは間違いありません。
これなくして、現在の手技はないわけで、基礎としての手技はリフレに全て含まれているような気がします。

あまり考えるのが好きではないヒトは、教えられたとおり、リフレ手技を行えば良いと思いますが、拘束状態が酷いクライアントには不十分だと思います。

取り入れれば、違う可能性も見えてきて楽しいかもしれません。

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