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椎間板

Spine 大人になるまで生きてきて椎間板を知らない御仁はいないと思います。
簡単に言えば、椎骨と椎骨をつなぐクッションの役目を担うもの。
このお陰で我々はある程度、身体の自由が利くことになります。
この椎間板はコラーゲン質の所謂、軟骨で出来ていて、骨より柔らかいものです。
柔らかいから椎間板ヘルニアのような障害が起きるのだろうと思いがちですが、ある意味外れています。
強度自体でいえば、椎骨の耐圧は400キロ~500キロですが、椎間板は600キロもの耐圧力を持っているのです。
ですから、全身打撲で脊椎骨折があっても椎間板は無事、なんていうこともあり得るわけです。
これは柔らかいが故に強いとも言えるわけで、人体というのは上手く出来ているものですね。
こんな性能の良い椎間板なのですが、一つ弱点を持っています。
それは老化しやすいということ。骨よりもはるかに老化しやすいのです。
コラーゲンですからね。お肌を考えればよく分かりますでしょ。
お肌にもコラーゲンが含まれていて、それがある意味、ハリを持たせているのですが、ある年齢になりますと、どんな若作りのヒトでもタレてきます。
美容整形のリフトアップでもすれば別でしょうが、普通は大差なくタレてくるものです。
だから、肌に気を使い、コラーゲン入りやらヒアルロン酸やらエラスチンやら入りの化粧品で手入れをするのですね。ちゃんと手入れしますと、それなりに老化を遅らせることはできます。
ところが、椎間板の老化を防ぐ手入れというのは難しいものです。
そもそも目に見えないわけで、自分の椎間板がどうなっているのか、分かりませんしね。
老化が進むと椎間板の中心にある髄核というゼリー状のものが、減って弱くなった外殻を突き破ってくる場合があって、これを椎間板ヘルニアというわけ。

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「椎間板減るにゃ~」というネコ語はあながち間違いではないのですcat

椎間板というのは血管が通っているわけではありませんので、栄養補給の手段は限られています。リンパ液が浸透して滋養しているのですが、筋肉が硬くなって、それを邪魔することになります。筋肉の硬化は老化により起きますから、結局、加速がついて椎間板が潰れていくわけです。
椎間板がいつ頃から老化するかというと、想像より早い時期ですよ。もう20代前半から始まります。

日頃から運動などで若い筋肉を維持していくのが望ましいのですが、それを実行しているヒトは小生を含めて多くはありません。
「脊椎狭窄症」や「椎間板減るにゃ~」の予備軍は相当な数に登ると思います。
運動嫌いのヒトは定期的に筋群を緩めてもらうより他ないでしょうね。

なっちまったヒトはどうするか?
現在、椎間板は一度磨り減ると、もう元には戻らないと言われています。
難しい言葉でいうと「不可逆的」であると。
しかし、それを鵜呑みにする必要はないと思います。
発症自体が高齢であることが多いので、復元力が働きづらく、そういう結論になることは分かりますが、かつて動脈硬化(アテローム状)も不可逆的といわれていました。しかし今では学説が変わっていますからね。
充分な環境があれば復元するものと思いますよ。
あんまり高齢だと難しいですけど。
50代くらいまでなら充分可能性があります。

あとライフスタイルね~。これが問題なんだ。
「椎間板減るにゃ~」で腰痛を起こしているヒトは、折角、施術しても普通に仕事をしたりと、無理していますわね。
そもそも、西洋医学で入院制度があるのは、「こんなの、普通に生活してて治るわけないじゃん。もう入院しなよ」という意味でしょ。
我々の最大の弱点は入院制度がないということなんです。
そこで、前に旭岳温泉で日本初の温泉足揉みをやったとき、考えました。

(写真は小生が施術していた頃の旧館ではありません。建て直してしまいました。旧館は昭和3年建築のオール木造という凄いものでしてね。文化財並みでしたよ。湧駒荘と言って小生の発祥の地みたいなものかな。クリックすれば拡大できます)
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たまたまそこは湯治温泉でしてね。
施術とセットで売り出したらどうかって。
毎日好きなときに温泉に入って、毎日必ず一回は施術するわけよ。
10日もそんな生活をすれば相当に復元力は働きますわ。
温泉との相乗効果って高いものがありますからね~。

観光で2泊とかそんなんじゃダメよ、全然。
湯治は最低でも10日はほしいところ。
それがダメだったら、妥協して一週間。それ以下は湯治にならない。
温泉に身体が馴染むまで三日かかりますからね。
それからですから、身体が変わっていくのは。
でも、これダメなんです。法律の壁があって。
温泉自体の効能は謳えますが、例えば「腰痛改善湯治(施術付)」なんていうのは商品化できないわけ。
まあ、小生も週2日しか入っていませんでしたから、そのうち知恵を絞るのも嫌になって、立ち消えになりました。
湯治との相乗効果というのは凄い威力なんですけどね。
腰痛に限らず、なんだって効きますよ。
温泉に行ってきたという話はよく聞きますけど、10日ほど湯治に行ってきましたっていう話はあまり聞きませんよね。現代は忙しい世の中なんですねぇ。
日本にはこんな凄い療法があるのに・・・
それに施術を組み合わせてごらんなさいや。
史上最強の自然療法ですよ。
え?なに?湯治の途中で元気になり過ぎて・・大酒飲んで身体壊すって?
ふ~む、傾聴に値する意見だな。bottle

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コメント

うちにも約一名いましたよ。
施術を受けに行ったはずなのに、
しこたま飲んだらしく・・・
そこまでは、良いとしても
その後、ずっと「腰がいてー」状態。
まったく~

投稿 チョコ乃 | 2008/04/27 14:05

チョコ乃先生、ようこそのご入来で!

「そんなに呑んで大丈夫ですか?」
「大丈夫!大丈夫!全然痛くなくなった!」
「ホントですか、単にアルコールで麻痺してるだけじゃないですか?」
「違うって!ホントに大丈夫なんだから、ホラ!」

約一名の方とそんな会話が交わされ、上機嫌でちょっとふらつきながら帰っていかれました。

案の定・・まったく~ですね・・・

投稿 亜美之介 | 2008/04/27 16:14

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