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骨の数

クイズ番組が流行っているようです。
あやかって問題を出しますよ。
さて、人体には幾つの骨があるでしょう?

実はこの問題、愚問中の愚問。
およそ、とか約、という形容詞をつけるなら、おおよそ(約)200個ということになるのですが、答えにおよそ(約)という形容詞はつきませんね。
条件を限定しなければ正しい答えは出てきません。
まず、子供と大人では骨の数が違います。

骨盤と言われている骨は子供ころには三つに分かれていますよ。
つまり、腸骨。坐骨、恥骨、
ところが思春期を過ぎたあたりから、この三つの骨は癒合されてきまして一個の骨になるわけです。便宜上、成人でも腸骨、坐骨、恥骨とは言いますけどね。でも一個としか数えられないほど癒合が進んでしまっています。(左右あるから2個だけど)
また仙骨も幼児期には五つありますし、尾骨も三つ。これらも大人になって一個に癒合するわけです。

さらに骨の破格(奇形より度合いが低いもの)は結構ありましてね。
肋骨が一本多いとか少ないとか、尾骨なんてのも破格が多い骨ではあります。
そうすると、問題の出し方としては「成人で、かつ正常な人の場合は幾つある?」としなきゃいけません。

それでも、手指、足趾の付け根等にある種子骨を入れるか、耳の中にある耳小骨を入れるか、という問題も残されますから、これも、除外して考えてください!と条件をさらにつけなければいけないわけ。
以上の条件を満たせば、正解は200個。

子供と限定されれば210個。

種子骨と耳小骨をいれた場合は・・・・
どうのなのかな、耳小骨は片耳に三つだから、六つプラスされて、種子骨は母趾に二つずつ、膝蓋骨(膝のお皿)が二つ、手は・・・面倒っちぃ!!

ことほど左様に骨の数の問題は愚問なのでした。
答えを出すのに骨が折れる。ジャンジャン

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