« 足心の腱、靭帯 | トップページ | 陰陽 »

足の関節

足(脛骨、腓骨を含まない)の骨は全部で26個。
自動的に×2=52個(両足)ということになります。

身体の骨は成人でかつ正常者かつ耳小骨と種子骨を除けば200個ですから、足首以下の骨だけで実に四分の一以上の比率になります。

この比率は多いですね。

足が如何に微細なコントロールを必要としているか、という傍証にもなるのですが、骨の数で喜んでいてはいけません。

当然、付随する「関節」というものがあります。
それは骨の数だけあるわけですから、この比率もまた四分の一に達するはずです。
これだけの骨と関節が最下層にあって、いつも重力のイジメにあっているわけですから、只事ではありませんね。

リフレクソロジーも優れた療法だとは思いますが、上級者はバカの一つ覚えみたいに反射区、反射区と言ってないで(習い始めの方は仕方ないですよ、そこから始めるのですから)、筋筋膜、腱、靭帯のみならず、骨と関節にも目を向けねばなりません。

特に関節の固有受容器の機能障害は大きな問題になる可能性を秘めています。
有害反射弓を形成して全身に悪影響を及ぼすことになるのですが、それをアチラの言葉でいえばエネルギーブロック、サブラクレーションとなるわけですね。

ついでですから、足の関節を列挙しておきましょうか。
趾先からいきます。(片足)

IP関節(母趾)×1
DIP関節(母趾以外)×4
PIP関節(母趾以外)×4
MP関節×5
足根中足関節×5
横足根関節×2
距骨下関節×1
距腿関節×1

その他、名前のついていない骨の継ぎ目が7箇所あります
(あらら、それを入れると骨の数より多くなりました)

第一MP関節は外反母趾のときに大きく曲がる関節ですから、この歪みは、足底療法家ならよく目にするでしょう。
それ以外の関節はどうでしょうか。まあ、よく分からないというのが正直なところでしょうね。
しかし、カイロ・ガンステッド法の創案者であるDr.Gonsteadが言うように、大きな歪みではなく、もっとも目立たない小さな歪みに着目せよ!ですよ。(物理的な歪みではなく神経の流れが問題なのだ!という信念があったらしい)

だから、脈を取ったり、硬さを調べたり、アーチの形成を診たり、趾の曲がり具合を診たりと中々忙しいわけです、実際の施術は。

反射区というものに基づいて施術をしても、筋筋膜、腱、靭帯に基づいて施術しても、結局、関節構造体に影響を与えております。(関節単体で存在していませんので)

様々な機序が働く中で、関節にも影響を与え、期せずして有害反射弓を除去していることも多々あるでしょう。

若し、関節を狙い撃ちできれば、他の機序プラスでオニニカナボーになるに違いありません。

経験からいうと、足根中足関節は臭いますねぇ。プンプンだ。
4番と5番の足根中足関節を潤滑したとき、タダチに頭痛が止まったことがありますも。
勿論、前から提唱しているように距骨下関節も重要です。

足の関節構造体から発せられる有害反射弓が身体に悪影響を与えている例というのは思いの他多いのです。

足下を掘れ!と言ったのは新渡戸稲造だったか、クラーク博士だったか・・・
まず足元を固めよ!のフレーズは無数の偉人達が言っています。
違う意味ですが、リフレパシー整体のキャッチもまた「まず、足元を見つめよ」なのでした。

« 足心の腱、靭帯 | トップページ | 陰陽 »

筋肉・骨に関する話題」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。