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足ゆびと頭蓋骨

頭蓋-仙骨療法の中に異端ともいうべき考え方があります。
足趾と頭蓋骨のそれぞれの骨が対応していると。

これは経絡原理ではないですねぇ。
強いて言えば、全息胚原理に近いのではないでしょうか。

かといってリフレクソロジーのように秩序だった配当がなされているわけでもありませんから、経験則的な部分がかなり含まるのでしょう。

オステでは異端の考え方ですが、小生、人様の足ばかりを診てきた経験から述べさせて頂きますと、かなり当たっているような気がします。

例えば小趾が蝶形骨と対応しているとしていますが、これはピッタシという感じ。

現代人は小趾の関節が癒着しやすいライフスタイルを持っています。(靴生活)
場合によってはPIP関節、DIP関節まで癒着し全く伸びない趾の方もいらっしゃいます。

ところが同じように屈曲し、見かけ上は癒着しているように見えても施術者が伸ばしてみると癒着がなく、スンナリと伸びる場合もあるわけ。

ここにライフスタイルだけの問題じゃない何かがあって、探求の余地が出てきます。
一応、小趾は膀胱経に配当されますので、それらに関連する内臓的問題、或いは経絡そのものの問題も考えられるのですが、それ以外に考えるとすれば蝶形骨になるのかなぁ、と。

蝶形骨というのは後頭骨と共に屈曲と伸展の自律的リズムを刻む骨です。
ある意味、後頭骨と連動して閉じたり開いたりしているのですが、この異常は結構多くて、それにより様々な愁訴を生み出しております。

足を良く診て、全身そして頭蓋を診る施術者だけが分かる、関係性といいましょうか、直感的な判断が働くとでもいいましょうか、うまく説明できませんけど、(はは~、なるほどねぇ)という類の理解になるのです。

これはどうしようもないものです。理論的な説明ができないのですから。
理論的な説明が出来ないが故に異端なのでしょうが、そんなこと言ったら、ほとんどの自然療法が異端になってしまいます。
ここは経験者の言うことを信じて貰うより他ありません。

しかし、謎なのはこれを最初に発見した人は一体どういうことで分かったのでしょうか?
足も頭も診るオステオパスであることは間違いないでしょうけど。
世間は広い、エライ人がたくさんいるものです。

その他、母趾と後頭骨二趾と篩骨三趾と頬骨・・・などなど。
二趾と三趾は実感が湧きませんが、母趾と後頭骨は(なるほど、確かになぁ)と思ったものです。

足趾重点ということになると、柴田式足心道の専売特許みたいなものですが、柴田式は頭蓋骨との関係を全く考慮に入れていません。
経絡とはまた違う別の機序を探るのも一興ではありますね。
(勿論、経絡機序も働きますよ。同一操作が別々の機序を同時に働かせることはお馴染みの現象ですから)

まあ、これは文章で述べては、あまりにも煩雑ですし、また本格的な探求には相当な時間がかかりますから、あくまで参考のレベルで留めおくのが賢明かと思います。

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