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突然の膝の痛み

スタッフKが突然、膝痛を訴え出しました。
痛くてしゃがむことが出来ないと言います。
「膝が痛い、痛い、痛い、膝が痛い・・・・」
5秒に一度は言いますので、うるさくて仕方ありません。
「ねぇ?ねぇ?どうして?どうして痛くなったの?」
(そんなこと分かるわけないだろ)
でも一応、「風邪引いたからじゃない?」と親切にお答えします。
「風邪なんか引いてないもん」
とリッパな鼻声で答えます。
「鼻声で風邪引いてない、てか・・・・」
「私の風邪はノドに来るの!ノドに来て・・・熱が出て・・・」
と訳の分からないことを言うのでした。

「膝って寝違えることもある?」
「そりゃ、理論的にはあるだろうさ」
「あっ、全然、親身になってない!」
「分かった、分かった。あのね、症状というのは単独の原因では出ないの。複数の要因が重なって出るわけさ。だから、色んな可能性があるわけね・・・」
「痛い、痛い、ストレッチが出来ない。座れない!痛い、痛い」
と全く人の言うことを聞いてません。

「突然なのよ、突然。普通は前触れとかあるんじゃない?突然痛くなったんだから」
(そう言われてもなぁ)
「あ~痛い、痛い、痛い・・・・来週は膝が痛くて来れない。あ~、来週来れない!」
と脅迫するわけです。

「膝痛治しで中高年のアイドルだったんでしょ」
「分かった!分かった!」
名案がありました。
丁度、リンズちゃんから貰った鍼があります。鍼を打とう!
ただし、報酬を取らなくても、他人に鍼を打てば、リッパな鍼灸師法違反になります。
隠しカメラや盗聴器がないことを確認して鍼を打ってあげたのでした。

すると大騒ぎ、
「チクチクする!あっ、重だるくなってきた!大丈夫なの?鍼打ったことあるんでしょ?」
(あるわけないだろ!)
「大丈夫、大丈夫、任せておきなさい」
(期限切れの鍼だけど、大丈夫かな)と思ったことは口に出しません。
というわけで膝周りに鍼を打ったわけですが、「あっ、今度は首!首に来た!」と言います。
(なるほど、手技と同じだなぁ、結局、気を動かすという意味では同じなんだな)
そう!小生の狙いはそこにありました。経絡機序の確認。
スタッフKの身体は経絡にとても敏感です。
あの髪の毛のように細い鍼が経絡機序を起こさせるのかどうか。どの程度まで入れるとそれは起きるのか?またとない実験台なのです。
これは手技法家としても重要な情報です。
(ふ~む、鍼はやはり手の代用品だ。増永師が書いていたことと一致するな)

そうしてなんやかんやで、なんやかんやとやっているうちに、なんやかんやで終わりました。
「軽くなってるけど、まだ痛い」
「そりゃ、すぐに完治はせんよ、でも、明日、明後日で治るからね~」
と適当なことを言ってお茶を濁しました。

しかし、内心うしろめたいことは確かです。
来週、罪滅ぼしにちゃんと手技でやってやろうか、とチラっと思いましたが、実現するかどうか分かりません。

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