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神門穴(しんもんけつ)

灸は急に効くから灸という。
という説もあれば、灸の効果は一ヶ月後に本格的に効き始めると唱える専門家もいます。

人によって病態や証が違うのですから、急に効くこともあろうし、かなり遅れてから効果を表す場合もあるに違いありません。

「便秘に著効あり」とされている名灸穴に沢田流神門穴(手首にある)というのがあります。
先日、酷く便秘に悩むリンズちゃんが、ここに灸痕をつけてきました。

「あっ、どうだった?出た?」と小生。
どうも著効がなかったようです。

自分でやっているのですから取穴位置と壮数に問題があるはずもありません。
さすがに「たちまち便通あり」とされている名灸穴もあまり頑固な便秘には時間がかかるようです。

小生は手技ですから、この名灸穴を使うことはありません。
手技には手技のやり方があるからです。
勿論、便通が良くなる人もいれば、頑固で中々、改善しない人もいます。

フト思いついたのですが、本来、鍼灸穴である沢田流神門穴を手技で行えばどうなるか?
経絡反応のやたら良いスタッフKという格好の実験台がいるではないですか。
スッタフKは別に便秘ではありません。
しかし、沢田流神門穴が、本当に瀉下作用があるかどうかははなはだ興味のあるところ。
反応の出やすいスッタフKを使って実験開始。

5分ほど、神門を揉んだでしょうか。
すると、30分も経たないうちにトイレに行きました。
「もう!変な実験するからこんな時間に出てしまって!」と怒られてしまいました。
それから、家に帰ってもう一度トイレに行ったそうです。
一日のうちに三回出たことになるわけですね。(朝の分を含め)
さすが経絡反応の良いスタッフKです。
どうしてこんな単純に効くのでしょう。
クライアントが皆そうであればどんなに楽か。

結論から言えば、鍼灸穴であっても、反応の良い人は手技でも効くようです。
手首で瀉下作用が起きるのですから、これも古典の妙ですわねぇ。

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