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ふくらはぎの悩み

先日テレビを観ていると、韓国の整形事情ということで、ふくらはぎが太いと悩む女性のために、細くする美容整形の術式が紹介されておりました。

テレビですから、専門的なことはあまり触れておりませんでしたが、なんでも、ふくらはぎの筋肉を作動させる神経を切断する手術らしい(腓腹筋だと大変だからヒラメ筋だと思うんだけど)

膝の部分で神経を切っちゃうと、以下の筋肉が使われないですから、やがて衰え、細くなるという理屈です。
そして、実際細くなるらしい。

しかし・・・・そこまでやりますか・・・・

歳を取ったらどうするんでしょうね。
ただでさえ、足腰にガタがくるというのに・・・
人為的に神経を切断して筋肉を廃用させるわけでしょ。
推して知るべし、ですね。

信じられないことをやるものです。
まあ、韓国での話ですから、日本では行われていないと思いますが。

あと日本でも行われている美容手術に前頭骨形成術というのがあります。顔のホリを深くするため、頭皮を一回剥いで、前頭骨をセメントで盛り上げ、固めるという手術です。

相対的に目の部分が引っ込んで見えますから、ホリが深くなる、ということになるのですが、これも・・・なんだか凄い話ですよね。

クラニアル的な観点でいえば、頭蓋の動きをブロックさせる原因にもなるわけですよ。
病気でもないのにこんなことしていいのだろうか?と思います。

しかし、女性の美に対するあくなき探究心というか、追及心というか、凄いものがありますね。

大昔のヨーロッパではナス科の植物から採るベラドンナという猛毒がありました。
この毒、少量使うと、瞳孔が開き、目がキラキラと美しく見えるらしい。
そこで、当時の貴婦人達は好んで使ったといいます。
量を間違うと死んじゃうんですよ。
文字通り命がけの美容術だ。

話題を戻します。

足裏は第二と心臓と言われておりますが、実際にはふくらはぎが第二の心臓です。
(本来の心臓が動脈ポンプなら、ふくらはぎは静脈ポンプかな)
しかもリンパ心臓を持たない人間はリンパ心臓の代役も果たしていることになるわけです。ことほど左様に、ふくらはぎの役割は大きい。

りっぱなふくらはぎを持っているからと言って、何を恥じることがあるのでしょう。
ホントの心臓の負担を軽減してくれる大事な器官とさえ言えるわけです。

まあ、浮腫んで太いのはなんとかせんとイカンのですが、筋量の問題で太いのは、「アタシ、健康よ!嫁にするなら、ア・タ・シ・・・やわな女、嫁にもらうと後で苦労するわよ~」くらいの勢いで見せびらかすことが必要です。

すると、リッパなふくらはぎに圧倒されてオフォー殺到という時代がすぐやってくるに違いありません。

こないかもしれませんけど・・・・

※後日談・・・・
この記事を書いた時点では、腓腹筋なら大変なことになるのでヒラメ筋ではないか、と予想しました。しかし、この記事を書いて、1年半・・・。この手術を受けた女性達の間に膝を伸ばして踵が着けない、という後遺症が続出らしいのです。このような症状が出るということは、膝と足関節にまたがる二関節筋であるはず。つまりナント!腓腹筋の神経を切断したものと思われます。まさに信じられません。医者ならそうなることは分かるでしょうに。
因みにこうした後遺症のため、この手術が現在廃れているそうですが、かわりにボトックス注射で腓腹筋を人工的に麻痺させ、
細くさせるのが流行っているとのこと・・・やれやれ

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