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心療歯科

読売新聞の連載、健康コラム。
現在は顎関節症を取り上げています。
全六回のうち、昨日は五回目でした。

その中で心療内科ならぬ「心療歯科」という言葉が出てきて、びっくりです。
何かこう自分の臨床経験を西洋医学が追試してくれているような感じ。

 精神的なストレスや鬱傾向が顎関節症を悪化させること度々で、それが嵩じると、いかなる物理的な対処でも良くならない、ということを経験してきました。
  非常に高額な歯科的治療や整体、マッサージ、鍼、どれを試しても、一向に良くならないというクライアントさんに出くわしたことがあります。家庭内の悩みなど、抱えているものが大きく、悩みは尽きないようでした。これは精神科か心療内科(当時)に行ったほうがいいのでは?今でもハッキリ思い出せるのです。

 勿論、純粋に顎関節の問題だけで発症している人もいるので、なんでもそれで解決できるなどというつもりはありません。しかし、少なからず、精神的なものが絡んで憎悪させている例もあって、今、そのことに注目して心療歯科なる言葉が生まれているのですから、世の変遷をシミジミ感じるのです。

 当時、若し、このような考え方があればそのクライアントさんは莫大な治療費や周囲の無理解に苦しむことなく、対処できだろうに、痛切に思うわけですよ。しかし驚きました。心療歯科ですよ~、心療歯科。

 全国に500人くらいの歯科医が取り入れるべく勉強しているそうな。提唱者の歯科医は、何でも顎や歯をいじれば良いというものではない、よく問診して原因となっている心の問題を洗い出すべきだと、言っていますが、良心的な医師だと思います。
(お金にならないだろうに-メイセイカンの院長みたいな奴だな)

 時代は心ですね。憂鬱な気分が蔓延している昨今、益々その重要性が高まっているようです。うつ状態が症状を憎悪しているなら、首の問題を解決すればかなり緩和されるはず。当時、全身整体をしていなかったわけで、ちょっと心残りです。

 あのようなクライアントさんにこそやってあげたかったなぁ、と。
 こればかりはご縁とタイミングだ。

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