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パターン認識

以下の文章が今、話題のコピペ。

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?
ちんゃと よためら はのんう よしろく

読めますか?
ひらかなばかりなので、読みづらいと言えば、読みづらい。しかし、その点を除けばさほど違和感なく読めます。これ読書量が多い人ほど違和感なく読むことができるわけ。
注意してみれば文中にもあるように、文字の順番がメチャクチャにも関わらず。

人間の脳は、文字を一個一個読んでいるわけではなく、一塊でパターン認識しているわけです。だから、自分の書いた文章の誤字、脱字を発見するのは難しいのですね。

漢字も読めるけど書けない人が多いのは、読む際細かい部分まで認識せず、パターン認識しているわけです。別に悪いことじゃありません。このパターン認識力がないと、本一冊読むのに膨大な時間がかかってしまいますから。

慣れてくるとセンテンスごとパターン認識しますので、読むのが早くなるのですが、同じ作家のものはある種の文体の癖がありますから、ある作家にハマリ、その作家の作品ばかりよんでいると(別の作品でも)、余計、早く読めるようになります。

前述した文例とその現象についてネット上では不思議体験として盛り上がっているようですが、不思議でもなんでもなく、昔から言われていたことです。

翻って施術で考えれば、細かい部分では人の身体は無限の違いがあるようにも思えますが、経験するうちにパターン認識できるようになります。

実はこれが「証」というもので、「証」とは一種のパターン認識だと喝破したのは増永師をして嚆矢とするのではないかと思います。

受験英語でも長文読解で苦労した方も多いと思いますが、ある程度、単語や熟語を覚え、長い文章の英語を読んでいきますと、ある日ある時、突然パターン認識できるようになって、スラスラ読めるようになります。
 
同じような現象です。
そこまで、地味に単語を覚え、熟語を覚え、さらに文法を覚えていくことができるかどうか?それができるかどうかの違い。人間の能力の一つですからたいしたことじゃない(努力という意味ではたいしたことなんですけど)。

単語を何故覚えるか、熟語を何故覚えるか、文法を何故覚えるか。
覚えるために覚えるのじゃくて、このパターン認識を会得するためのものです。

施術における技法もまた、最終的にはパターン認識するためのツールとしての役割があるということを忘れてはいけません。

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