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咬筋

 読んで字の如く、食べ物を咬むときに活躍する筋肉の一つです。顔の中にある筋肉は表情筋が多いのですが、これは骨格筋の一つに分類され、頬骨から、所謂、下顎のエラといわれる部位に付着する強靭な筋肉ではあります。

 人はなくて七癖と言われておりますから、片側で咬む癖をお持ちの方が多いらしく、両側の咬筋を慎重に触ってみると、硬さや張りが違うこと度々。片咬みだけではなく、首を曲げる癖を持つ方もそういう傾向があります。

 この筋肉の調整をするだけで、咬み合わせが合ったりしますから、かなり身体に影響力のある筋肉の一つではあるでしょう。

 さらにこの筋に出来るトリガーポイントは顎関節症状のみならず、耳鳴りの原因になることもあります。

 またここの張りはフェイスラインのシャープさ度合いを妨げ、美容的に問題になりますね。フェイシャル・マッサでは常に重要視される所以です。

 強靭でしかも常に使っている筋肉のため、一度凝ってしまいますと、中々ほぐれるものではありません。仰向けでの施術では全く緩まないことさえあります。そういう場合が横向きにさせて、上から垂直圧をかけると良いかもしれません。

 施術時、少し痛いことがありますが、その見返りは充分にある筋肉ですから(健康的にも美容的にも)、たまにここの筋を緩めてもらうと良いと思いますよ。

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