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龍乃湯温泉(たつのゆおんせん)

 いつだったかに書いた記憶があるんですが、内容を思い出せません。かといって調べる元気もなし。

 書いた本人が忘れているくらいですから、古くからの読者だってきっと記憶にないと勝手に思って書き始めているわけです。

 さて、この温泉、専門的には「単純鉄冷鉱泉」というカテゴリーにはいる温泉です。

 名前がそのまんまの性格を表しています。

 鉄分が含まれた単味の成分で、もともとの源泉は冷たいものだ、と。
 (まあ、なんて分かりやすいんでしょ!)

 冷たいが故に沸かしている温泉で、かつ成分が鉄しかないもんねぇ!というとなんか安っぽい温泉に聞こえますけれども、これが中々侮れないない・・・・

 ボクの自宅の裏手にあって、ずいぶん昔に入ったわけ。湯あたりしましたも。後にも先にも温泉で湯あたりした経験はコレッキリですから。

 単味であるが故に強いお湯になるんですね。色なんて見事なもんですよ。赤茶色(錆色)で、こんな温泉見たことねぇや、と思いました。これも心理的効果は抜群でしょうなぁ。

 地元ではそれなりに有名ですから、まさに日帰り入浴で湯治客が多く来ています。

 その効能をネットで見てみると、五十肩・・・・
 おお!五十肩!五十肩やんけ!
 他にも効能がいっぱいあるのですが、もう五十肩しか目に入らなくなりました。

 昔は五十肩なんて別世界の住人の言葉で、その意味さえよく分かんなかったなぁ、う~ん、やっぱ歳は取るもんだ・・・と感慨に浸りましたね。

 あの強力なお湯が、ヒタヒタとボクの肩を癒し、治していく様を想像すると、居ても立ってもいられず、速攻で温泉へ直行!

 徒歩5分の長旅も、入浴料五百円の出費もなんのその!
 思い立った10分後には温泉に浸かっている亜美之介でした。

 いや驚きましたなぁ。入ってきっかり10秒後に痛みがなくなりました。
 これはラグーンでデッドシーバス(死海風呂)に入って以来の経験です。
 不思議、不思議・・・・あらら肩が動く・・・可動域が明らかに広がりました。

 しかし、ここで調子に乗って長風呂していたら、また湯あたりしかねません。5分くらい入って(またそれくらいしか入れません。中温風呂は熱くはないのですが、強い湯としか言いようがなく長風呂できないんです)涼むわけです。
 涼んでいるうちにまた肩が痛み出します。そしてまた風呂へ・・・するとまた痛みが消える・・・

 そうか・・・なるほど・・・湯治とはこうした忍耐強さというか、粘り強さが必要な療法なんだなぁ、と再認識しましたね。薬でチャッチャじゃないわけだ。ノンビリとゆっくり期間をかけているうちに本人の抱える根本的な自律神経系の乱れなども治っていくのでしょう。湯治とはこういうもんなんだなぁ~と自分の身体で理解するのはまた格別に勉強になります。

 3時間くらいいましたかね。浸かっては涼み、浸かっては涼み・・・

 さすがにその晩は楽でしたなぁ。温泉効果で爆睡・・・・すっかり睡眠不足に陥っておりましたが、ここで取り戻したような感じでした。

 こりゃ中々良いですよ。

 ボクのクライアントは皆、この温泉に浸からせた後、施術しようかな・・・近くだし。

 施術の効果も温泉効果も倍加するでしょうなぁ。

以上の記事を書いてまもなく、私の五十肩はある事情で悪化し続け、遂に温泉効果さえ見込めない状況に陥りました。
まあ、それそれで、今ではすっかり解決したのですからそのことには触れません。

ともかく、ここの温泉は不思議ですよ。
あれから内地から幾人も私の関係人らがやってきまして、ここに案内しましたので、その方々は分かるでしょう。

高温風呂は普通の人では絶対入れません。そこで中温風呂に入ることになるのですが、これが43度くらいです。まあ、中温とはいえ熱い風呂のカテゴリーにはなるでしょうね。

しかし、体感温度はどう考えてもそれよりも熱いのです。

ピリピリした熱さ・・・痛いんですね。
辛子温泉か!みたいな感じ。

ですから、いきなりザブンとはいるのではなく、少しづつ慣らして入ります。

そのうち慣れてきてすっかり入ることができるのですが、お勧めの入り方は半身浴で長めに入るということ。
すると他の温泉では味わうことの出来ない芯からの暖まりを感じます。

風呂から上がってしばらくしても、仙骨や背骨からポッポッポと暖かさを放散しています。
これがこの温泉の特徴です。根強いファンがいるのが分かりますね。

是非、体感してもらいたいな。

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