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欠けているもの

古代帝政ローマ時代、五賢帝の一人と言われた哲人皇帝がいました。

マルクス・アウレリウス。

世界史の教科書には必ず載っているはずの有名人ですから、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

彼は広大なローマ帝国を治め、帝国維持に心を砕いた政治家という側面と「自省録」という哲学的教訓に満ちた著作を残したことで有名です。

哲人政治家と呼ばれる所以です。

その彼が残した言葉に、
「自分に欠けているものよりも、すでに持っているものに思いを巡らせ」というものがあります。

欠点のない人間などいませんし、全く劣等感を持たない人間などは悟りを得た人か精神異常者のどちらかでしょう。

つまり、自分の欠点に目を向けるな!長所に目を向け、それを伸ばせ!という意味が含まっており、これに類することは多くの傑出した人物が一様に述べているところです。
最初に言った人はこのアウレリウスなのです。

この格言はあらゆる場面で羅針盤となり得る珠玉の名言だと思いますね。

不足を嘆いて、不平の人生を送るか、足るを知って、前向きに生きるか・・・

「自分の欠けているものよりも、すでに持っているものに思いを巡らせ」ていれば、より価値的な人生を送れた数多くの人がいるはず。

ヒトとは必ず、美徳となる長所を持っているものです。

それは優しさかもしれませんし、事業の才かもしれませんし、頭の回転の早さかもしれません。ヒトそれぞれ違うわけですから、羨ましがる必要はないんです。

ただ、どんな才能を持っていようと、たった一つの美徳が欠けていると大成しないというか、有意義な人生を送れないであろう資質があると思います。

この欠点だけはどんな人でも矯正しておいたほうが良いと思うもの・・・

それは「持続する意思の力」

小さなことをコツコツ積み重ねていく才能。
これがないと、どんな才能も生かされないと思いますね。

もし、自分の欠けているものを見渡し、この美徳が欠けているのではないかと思ったときはアウレリウスの格言の例外だと思ったほうが良い・・・

っていうか、持続できる好きなことを見出すことが重要なのかもしれません。

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