HbA1c
HbA1c
そのままエイチビーエーワンシーか、ヘモグロビンエーワンシーと呼ぶのが一般的なようです。
ご存知の方は、常識だ!くらいの勢いで承知しているでしょう。
糖尿病の指標になる血液検査項目の一つです。
逆に糖尿病と縁がない人は医療関係者でもない限り、聞いたことがないかもしれません。
よく聞く「血糖値」とはまた違う指標なのですよ。
詳しく知りたい方はネットでググれば小生などが説明するよりはるかに詳細かつ懇切丁寧に解説してあるサイトが多くありますので、ご参照ください。
通常この数値は4.3~5.8%が正常とされています。
糖尿病の方やその前段階にある人は確実にこの数値を超えています。
小生、実のことを言いますと「6.5」ありました。
リッパな糖尿予備軍ですね。
食事の改善によって様々な検査数値は改善したのですが、このHbA1cだけは中々改善しなかったんですねぇ。
HbA1cは過去2ヶ月くらいの平均が出てしまうので、すぐに改善するものではありません。
しかし、相当に節制していても半年以上に渡ってこの数値が全く改善しませんでした。
いやはや体質とはよく言ったもんだな、と。
そう思うほど努力が報われない検査数値でしたね。
結局、8ヶ月くらいでようやく「5.6」という正常範囲に収まってくれてホッとしたわけですが、話によると、小生は運が良いほうらしい。
何年にも及ぶ節制でもこの数値が一向に改善しないという一群の人々がいるらしいのです。
普通、高血糖状態はよろしくないので、薬の使用に踏み切ってしまうわけですが、そうなるともう一生服用を続けなければなりません。
インスリンがインスリンレセプターに働きかけて糖が細胞に吸収されていく・・・こういう話は聞いたことがあると思います。
このときに重要な事実は、インスリンは出ているということです。
インスリンが出ていないのであれば、これはⅠ型糖尿病といって、成人病のⅡ型とは区別すべきものですから。
インスリンは出ている・・・しかし、糖が処理されず残ってしまう。
細胞は糖が不足し元気がなくなるわ・・・血管は高血糖にさらされて傷んでくるわ・・・これが糖尿病ですよね。
実はインスリンとそのレセプターが結合するためには耐糖因子が必要と言われています。
GTFと略されるものですが、このGTFを構成する要素として重要なのが三価クロムという微量元素なんです。
この三価クロムはホントに微量で済むものなのですが、その分、吸収が悪いんですね。
だから、ある意味、乳幼児のときが勝負でございまして、母乳から摂取して積み立てて置くのです。そして、その在庫を消費していくということになるわけです。
じゃ、その在庫はどこにあるのか?
ちょっと意外なことに腎臓が主な貯蔵庫になっているのですよ。
足を揉みますと、血糖値が下がります。
この効果はかなりのものなのですが、すい臓が刺激されてインスリンの分泌量が増えたわけではないんですね。
むしろGTFが作られるように変化した、つまり、腎臓が活性化してGTFを作る材料の在庫が出てきた・・・と、こうなるわけです。
実際のところ、三価クロム不足が原因で糖尿病になっている人は驚くほど多いらしいのです。
じゃ、簡単な話じゃん!三価クロムを補給すれば良いのでは!ということになるわけですが、これがそう簡単ではありません。
微量元素というのは非常に吸収が悪い。
特にこの三価クロムはベラボーに悪い。
だから、考え方を変えなきゃいけません。
三価クロムという在庫が底をついてしまっているというよりも、残ってる在庫を利用できなくなっている、という具合にね。
腎臓を中心として、全身細胞の活性化が必要になるわけですね。
小生、ようやくこれに気がついて、遅ればせながら、足揉みのセルフケアーをしましたもの。
セルフケアーは大変ですが、自分の全身をセルフケアーするのは難しいでしょ。
足しかないじゃないですか。
これをやるようになって、実はHbA1cが下がったんですね。
三価クロムのサプリメントも良いのですが、前述のように中々吸収されませんから、気の長いスパンで服用していくべきでしょう。
その間、高いままなら大変ですから、足を揉んで在庫活用していくのがベストのような気がします。
以上、自分の体験からでした。
現在、小生は血糖降下剤や、糖を吸収しづらくする薬などの治療薬は一切服用しておりません。
それでも、このHbA1cは完全にコントロールされているのです。
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